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FAQs

腰や膝の痛みに悩む方の中には「ブレース(装具)をつけていれば安心」「これがないと動けない」と感じている人が多くいますが、その安心感が実は回復の妨げになっている可能性があります。

腰や膝の痛み対策・ブレースに頼りすぎない回復法|治療は筋膜治療の楽々センター|60分66万ドン
29, 2026 - : 18

今回の記事では背中用・膝用ブレースの正しい役割と、注意すべきポイントについて解説します。

「つけていれば安心」という思い込みが生む落とし穴

腰や膝の痛みを経験した人の中には、「ブレースをつけると楽になる」「動きやすくなる」と実感したことをきっかけに、ほぼ一日中装着するようになるケースがあります。

実際、診療現場では、朝起きてから寝るまでブレースを外さない人や、装着していないと立ち上がったり歩いたりするのが不安だという人も珍しくありません。理由を尋ねると、多くの人がこう答えます。

  • 「ブレースがないと体が不安定に感じる」
  • 「痛みが出るのが怖い」
  • 「つけている方が安心できる」

ポイント:問題はブレースそのものではなく、「装具がなければ体は正常に機能しない」という思い込みにあります。

この状態が続くと、装具を外した際に腰回りの不安定感が強くなったり、膝がこわばって動かしにくくなったりすることがあります。

ブレースは「治療」ではなく「一時的なサポート」

医学的に見ると、背中用や膝用のブレースは、痛みの根本原因を治す道具ではありません。筋力を強化したり、神経や運動制御機能を回復させたりする効果は基本的にありません。

ブレースの主な役割は次のようなものです。

  • 関節や体幹の安定感を高める
  • 痛みが強い時期の動きを制限する
  • 心理的な安心感によって痛みを和らげる

結論:ブレースは短期的な補助具であり、長期的な回復そのものを担う道具ではありません。

長期間の使用が招く「筋力低下」と「動きの硬さ」

ブレースを頻繁に、かつ長期間使い続けると、支えられている周囲の筋肉が十分に働かなくなります。その結果、次のような変化が起こりやすくなります。

  • 筋力の低下
  • 関節の自己安定性の低下
  • 可動域の制限や関節のこわばり

身体は本来、自分の筋肉と神経の働きによって姿勢や動きをコントロールします。しかし、常に外部の装具に頼っていると、その機能を「使わなくなってしまう」のです。

「痛みが減った=回復した」ではない

ブレースを装着すると、痛みがすぐに和らぐことがあります。しかし、それは症状が軽減しただけで、原因そのものが改善したとは限りません。

本当の回復には、次のようなプロセスが必要です。

  • 適切なリハビリ運動
  • 筋力トレーニング
  • 動作のコントロール能力の改善

これらを行わずに装具だけに頼っていると、外したときに再び痛みが出たり、不安定感が強くなったりすることがあります。

ブレースが「本当に役立つ場面」とは

ブレースが不要だというわけではありません。次のような場面では、非常に有効なサポートになります。

  • 急性の痛みが強い時期
  • ケガや手術の直後
  • 高負荷の作業や運動を行うとき

このような場合、ブレースは「一時的な松葉杖」のような役割を果たし、身体を守るための重要な補助具となります。

目指すべきは「装具に頼らない体」

問題は、身体の状態が改善しているにもかかわらず、ブレースを外さずに使い続けてしまうことです。痛みが落ち着き、日常生活レベルの動作ができるようになったら、少しずつ装具なしで動く時間を増やしていくことが大切です。

目標:「つけ続ける安心」よりも、「外して動ける自信」を取り戻すことが回復への近道です。

まとめ

ブレースは「守ってくれる道具」ですが、「治してくれる道具」ではありません。正しく使えば心強い味方になりますが、頼りすぎると、かえって回復を遅らせてしまうこともあります。

痛みや不安がある場合は、自己判断で長期間使用し続けるのではなく、医師や理学療法士などの専門家に相談しながら、適切な使用とリハビリを進めていきましょう。

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